《人質取り》って、名前とやってること違うよね~‼《洗脳者》や《精神を~する者》の方が能力には合うよね~‼とか。
《豪華の王、ゴンティ》って、《豪奢王、ゴンティ》や《犯罪王、ゴンティ》の方がいいよね~‼て、『豪華の王』って、億万長者か富豪かな?とか思うネコです。
(まぁ元々が英語を日本語に訳している訳で、翻訳者さんのセンスが問われているところなんでしょうけど…ネコはマジック英語以外は全然ダメなので、英語が出来るだけで尊敬しちゃいますよ‼)

世の中では、世界選手権が行われており、ベスト4まで出揃い、僅差というか倍の差というかで青黒コンが2、ティムール1、赤単1という結果…でしたよね。

直前に高騰したけど、結局使われずに終わった《人質取り/Hostage Taker》について、ふと思ったことを。


人質取り/Hostage Taker (ひとじちとり)
マナコスト(2)(青)(黒)
タイプクリーチャー — 人間(Human)・海賊(Pirate)
人質取りが戦場に出たとき、他のクリーチャー1体かアーティファクト1つを対象とし、人質取りが戦場を離れるまでそれを追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを唱えてもよい。あなたは、その呪文を唱えるために、任意のマナを望むタイプのマナであるかのように支払ってもよい。
P/T2/3


書かれていること。
相手が除去を持っている、もしくは《人質取り/Hostage Taker》がブロックして死亡しないと負けるような盤面で無ければ、相手のクリーチャー1体かアーティファクト1つを戦場から消し去り、マナさえあれば奪い取ってしまうことができるというもの。稀な場合では、自分の生物を追放して、場に出し直すことが出来そうですけど…cip使い回しとかw
あぁいかんいかん、こういう能力を見るとどうしても無限に出し入れして、無限コンボしたくなるけど、今回は違う話。

相手に除去されるか、それに近いような状況以外ではとても有用という結論には、多分誰も否定されないだろうから(コントロール相手は別ですよ?)、これを守るのがどれだけ面倒かを考えていこうかと思います。

※4マナのタフ3は信頼できない。
最速で出してはいけない。
今から、最速で出した場合の悲しいケースを書き出します。

◯赤単の場合
《削剥》、《稲妻の一撃》、《反逆の先導者、チャンドラ》、《栄光をもたらすもの》を抱える赤単には生き残れないだろうし、除去されてから、ほぼほぼ速攻持ちの集団に殴り殺される。

◯ティムールエネルギーの場合
《稲妻の一撃》の代わりに《蓄霊稲妻》を入れ、最近ではメインから《本質の散乱》が入っていることもあるティムールエネルギーは、他にも《削剥》、《反逆の先導者、チャンドラ》、《栄光をもたらすもの》を持っているため、やはり厳しい感じがする。赤単とは違い、速攻持ちが少ないので速度が遅くなるのは救いだけど、cip持ちが多くアド損の可能性も…。

◯青黒コンの場合
そもそも捕る生物が少なく、多くは青ハルクなのでしゅんそくで出てきて、《人質取り》にはカウンターか除去を合わせられそう。

◯青白コンの場合
青黒コン同様、青ハルクは隙が少ないがピン除去が少ないので多少は目があるかもしれない…にらみ合いの末にふくようされそうだけどw

◯緑黒、緑黒青の場合
紛争達成したプッシュ以外ではあまり除去されることがなく、生物主体なので実力を遺憾なく発揮できそう…上記で書いたように、ブロックせざるを得ない状況に追い込まれそうな気がしないでもないけどね。

◯マルドゥ
早さと除去を兼ね備えているので、普通に除去されながら詰まされそう。

◯トークン系
もはや捕るものがない。


とまぁ、こんな感じなので過信は出来ない印象。
実際に出されたら嫌なのは間違いないけど、冷静に単品だけ見ると、思ったほど厄介ではないはず。
問題は、それまでに何をされているか。
ハンデスで対処手段の除去やカウンターを抜かれたり、除去で序盤を凌いで盤面の脅威を少なめたりしている状況で《人質取り/Hostage Taker》を出され、こっちが返しできちんと対処できないと《人質取り/Hostage Taker》1枚で盤面の脅威を取り除き、追加の生物を得て、《人質取り/Hostage Taker》本体も場に残るので一石三鳥になってしまうので、ご注意を。

使い方は効果的な運用を、使われる方は適切な対処を。
《人質取り/Hostage Taker》を1枚も持ってないネコは、後者ですけどねwww

最後に《人質取り/Hostage Taker》の対抗馬の話を。


豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury (ごうかのおうごんてぃ)
マナコスト(2)(黒)(黒)
タイプ伝説のクリーチャー — 霊基体(Aetherborn)・ならず者(Rogue)
接死
豪華の王、ゴンティが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上からカードを4枚見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りをそのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを見てもよく、あなたはそれを唱えてもよく、あなたはそれを唱えるために任意のマナを望むタイプのマナであるかのように支払ってもよい。
P/T2/3

《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》は《人質取り/Hostage Taker》と違い、盤面には干渉しない。
代わりに相手のライブラリートップ4枚という不確定要素たっぷりの中から好きなカードを唱えられる。
本人が除去されても無関係なのが強みですし、接死持ちなので地上であれば盤面で一番強い生物と相討ちが可能。
如何せん、タフ3なんで、上記で書いたように、現在のスタン環境ではあまり安心は出来ませんが、相手のカードを1枚もらい、相手に除去を使わせれば一石二鳥くらいにはなりそう…相手のライブラリートップ4枚が弱いとどうにもなりませんけどねw

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